ビジネス・ブランド戦略と商標権

ビジネス・ブランド戦略に役立つ情報をお届けします!

  • 2区分以上の商標出願なら業界最安レベルの手数料
    しっかりと商標登録でお客様のビジネスを守る場合、指定商品や役務の区分が一つに収まることは少なく、通常は2,3の区分(多区分)の指定商品・役務が必要となってきます。ちなみに特許庁が公表している商標出願(国際商標登録出願を除く)の平均区分数は2016年で「2.80」となっています。 多くの事務所は区分の数に応じて手数料が加算されるのが普通でこれらの加算で収益を上げるビジネスモデルとなっています。 商標登録に必要な特許事務所手数料は実際に必要...
  • 多くのお客様が識別力の弱い商標を出願したがります
    多くのお客様が識別力(*)の弱い商標を出願したがります。 識別力が弱い商標というのは、普通名称化しやすかったり、第三者が使いたがりそうなものが多いのですが、なぜそのような商標を出願しようとするのでしょうか? これは、ネーミング(商標)を作る過程で「商品やサービスの内容が(何となく)わかるものにしたい!」と思われるためだと思います。 商品やサービスの内容が何となくわかるネーミングは悪くはないのですが、あまりに商品やサービスの内容がダイレ...
  • 第三者による商標の無断使用を見つけたら
    第三者による商標の使用が商標権侵害に該当する場合には、権利行使が可能です。 具体的には、警告書を送付して当該商標の使用をやめさせたり、訴訟提起も可能です。 ただし、第三者の行為が商標権侵害に該当するか否かを判断することは難しい場合もあります。 商標権侵害というのは、「正当な権原のない第三者が登録商標(類似含む)を指定商品・役務(類似含む)に使用すること」を言いますが、場合によっては商標の類否や商標法上の「使用」に該当するか否かの判断が困...
  • 小売業と商標登録の必要性
    小売業というのは、物を消費者に販売する役務(サービス)ですが、小売業者が商標を「使用」するというのはどういうことをいうのでしょうか。 商標法第2条第3項各号によれば、下記の通り規定されています。 (1)役務の提供に当たりその提供を受ける者の利用に供する物(譲渡し、又は貸し渡す物を含む。以下同じ。)に標章を付する行為 小売等役務についての「役務の提供に当たりその提供を受ける者の利用に供する物」としては、例えば、次のような物品が考えられます...
  • 商標登録についてのご相談のタイミング
    商品やサービスのネーミングが決まってからでは遅いです。 できれば商品やサービスのネーミング案ができたらすぐに専門家に相談したほうがよいでしょう。 私どもにご相談頂く方のほとんどがタイミング的に遅いのが実情です。タイミングが遅いと後から先行商標が存在することが発覚して困難な対応を強いられたり、場合によっては再度のネーミングが必要となって販促品等を全て再発注する必要に迫られたり、と大変な労力と費用が発生してしまいます。 ご相談のタイミングに...
  • そもそもなんで商標登録が必要なのか?
    商標登録(権)というのは、ビジネスを進めていくうえで生じる課題を解決するためのツールですので、どのような課題が生じ得るのかを考えてみる必要があります。 商標登録で解決可能な代表的な課題は、 会社名を商標的に独占的に使用したい商品やサービスのオリジナルブランドを独占的に使用したい商品やサービスのオリジナルブランドを第三者に使用させたい模倣品を排除したい という課題が考えられます。 以下、簡単に解説します。 会社名を商標的に独占的に使用した...
  • HP名と商標登録
    ホームページの名称は直接的には商標登録の対象とはなりません。ホームページの名称は「数あるホームページを識別するためのもの」であって「商品・役務(サービス)を識別するもの」ではないからです。 ただし、何らかの商品やサービスと関連してホームページが作成された場合、そのホームページの名称は商標登録により保護を受けたほうがよい場合があります。例えば、会社が自社商品や沿革、所在地、連絡先などを知らせるためにホームページを作った場合、そのホームペー...
  • 標準文字による商標登録の必要性
    ネット販売と模倣品対策 最近、アマゾンや楽天といったECサイト(ネット通販サイト、ショッピングモールサイト)に出品される企業様から「標準文字による商標登録」について多くのご相談を頂いております。 お話しを聞いてみますと、出品者が模倣品対策をECサイト運営者に申し立てる際に、従来はロゴによる商標登録だけで申し立てを認められていたものが、最近は、ECサイト運営者が「標準文字による商標登録」を合わせて出品者に求めるようになったことが原因であ...
  • ネット販売と商標登録
    <小売商標取得の必要性> インターネット経由で商品を販売する場合、商品商標のみならず小売商標についても商標権を取得したほうがよいと言えます。 例えば、アクセサリーをオリジナルブランド名「○△□」で販売する場合には、商標「○△□」について、指定商品を「第14類 身飾品」とする商品商標について商標権を取得する必要がありますが、さらにオリジナルブランド名「○△□」をネットショップの名前にしたい場合には、「第35類 身飾品の小売又は卸売の業務に...
  • キャッチフレーズやスローガンの商標登録
    1.「キャッチフレーズ」・「スローガン」について 「キャッチフレーズ」・「スローガン」の定義 [広辞苑] 「キャッチフレーズ」⇒人の注意をひくように工夫した簡潔な宣伝文句「スローガン」 ⇒ある団体・運動の主張を簡潔に表した標語 「キャッチフレーズ」・「スローガン」の具体例 がんばれ!ニッポン!(日本オリンピック委員会(JOC))ファイト・一発!(大正製薬株式会社)元気ハツラツ(大塚製薬株式会社)自然と健康を科学する(株式会社ツムラ)新し...

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もうけを生み出す中小企業の知財戦略

中小企業は独自の技術やアイデアをもっと活せば大企業と渡り合える
様々な成功事例をもとに知財からもうけを生み出すポイントを解き明かす。